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エニアグラムの相性

エニアグラム タイプ9同士の相性

「好きなほうでいいよ」「ううん、あなたの好きなほうで」。タイプ9同士の会話はこう始まることがよくあります。互いを思いやる気持ちは温かいのですが、譲り合ってばかりいると何も決まらない日が生まれます。

エニアグラムの図形のなかのふたつのタイプ

同じタイプ

ふたりともタイプ9なので、円の同じ位置から出発し、ストレスの方向も成長の方向も同じです。

  • タイプ9

    疲れたとき → タイプ6の方向

    余裕があるとき → タイプ3の方向

何もない日もうれしいふたり

タイプ9同士は、一緒にいるだけで心が落ち着きます。互いに何も求めず、相手の速さとやり方をそのまま受け入れます。ソファに並んで同じドラマを見る平凡な夜が、ふたりにはいちばん幸せな時間です。ふたりとも争いが嫌いで周りを和ませる才能があるので、一緒にいると場がやわらかくなります。互いの話を評価せずに聞き、失敗もおおらかに流します。それぞれの家族や友人にも自然になじむふたりなので、集まりはいつものんびり温かい雰囲気です。

誰も舵をとらない関係

ふたりとも自分の望みを後回しにするのに慣れているので、一緒に決めるべきことがどんどん先へ延びます。夕食のメニューから引っ越しや進路まで、互いに相手の意向に合わせようとして、誰も方向を決めません。結局は状況に押し流されて決まったり、よい機会を逃したりします。争いを避ける気持ちも同じで、言い争えばいまの穏やかさが崩れると心配するタイプ9は、寂しいことがあっても流します。ふたりともそうすると、解決されない問題が見えないところでたまっていきます。

小さな決定から交代で

決定を交代で下すルールをつくってみてください。月曜の夕食はひとりが、火曜はもうひとりが決める、というように。小さな決定を練習していくと、自分の望みを口にすることが少しずつ楽になります。「なんでもいい」の代わりに「今日はこれがいいな」と言う練習を応援し合いましょう。嫌な気持ちは大きく言わなくていいので、小さくても出してみてください。「あのこと、少し寂しかった」のひとことが平和を壊さないとわかれば、ふたりともより正直になれます。

恋愛・仕事・友人関係のタイプ9同士

恋愛では毛布のようにぬくもりのある関係になりやすいでしょう。そのぬくもりが無感覚に変わらないよう、一緒にかなえたい小さな目標を決めてみてください。月に一度新しい場所へ行くような小さな変化が、関係に活力を与えます。仕事では衝突が少なく助け合う平和なチームですが、難しい決断と締め切りを先延ばしにしがちなので、外から締め切りを決めてもらったり、進み具合を定期的に確認したりする仕組みをつくっておきましょう。

同じタイプが一緒に心配し、一緒に動き出すとき

エニアグラム理論でいうストレスと成長の方向から読んだ解釈です。

ふたりともタイプ9なので、揺れる方向も花開く方向も同じです。タイプ9のストレスの方向はタイプ6です。この状態のタイプ9は、ふだんなら気にしない物音にまでびくっとし、悪い想像をふくらませます。いつものんびりしたふたりが一緒に不安になると心配をあおり合いかねないので、そんなときはやることをひとつだけ選んで一緒に片づけるのが助けになります。タイプ9の成長の方向はタイプ3で、余裕があると後回しにしてきた望みに名前をつけ、小さくても自分の手で形にします。

タイプ9同士の相性:よくある質問

タイプ9同士の相性はいいですか?

争いのほとんどない心地よい組み合わせで、決断を先延ばしにしない練習が関係を健やかに守ります。決定を交代で下すルールをつくれば、一緒に前へ進めます。

タイプ9同士のカップルが無気力になるのはなぜ?

相手に合わせるために、自分の望みや不満を言わずにためこむことが多いからです。言わない気持ちがたまると、理由のわからない無気力やよそよそしさとして表れます。小さな寂しさや望みをその都度伝える習慣が活力を取り戻します。

タイプ9の相手と上手に決めるには?

選択肢を二つか三つに絞って提案するのが効果的です。選択肢が多すぎるとタイプ9は決断を先延ばしにしがちです。「AとBならどっちがいい?」と聞き、答える時間を十分にあげましょう。

エニアグラムの相性の解説は、お互いを理解する対話のための参考資料です。心理診断や関係の判定ではなく、同じ組み合わせでも人によって姿は違います。