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共感・感情スタイル診断

37の文で、人の気持ちにどれくらいあたたかく反応するか(共感の温度)、大事な決断を頭と心のどちらに頼って下すか(決め方)、自分の感情をどれくらいよく見つめているか(感情を見つめる頻度)を見ていきます。パブリックドメインのIPIP尺度(Barchard, 2001)の項目を使っています。診断ではなく、自分を理解するための参考です。

約5分 · 37問 · 診断ではなく自己理解用 · 結果はブラウザ内にのみ保存

0 / 37 回答済み残り37問

Q1 / 37

他人のことを気にかけている。

この文はどのくらい自分に当てはまりますか?

始める前に

共感の温度と決め方をなぜ別々に測るのか、公開されたIPIPの4尺度から出すスコアと4つのタイプの読み方をまとめたガイドです。

回答方式 · 5段階で回答

このテストが役立つ場面

「Tなの?」とよく言われる人や、人の気分に染まりやすいと感じる人に役立ちます。人と接するときの温度と、物事を決めるやり方を分けて見られます。

率直に答え、丁寧に読む

望ましく見える答えより、実際によくしている行動を思い浮かべてください。あたたかい側にも落ち着いた側にもそれぞれの強みがあるので、正直に答えるほど役立つアドバイスが得られます。

結果の読み方

概要

この診断は、IPIPで公開されている、感情知能に関わる可能性のある7つの要素の尺度(Barchard, 2001)のうち4つを使っています。共感的関心(Empathic Concern)、喜びへの共感(Responsive Joy)、感情にもとづく決断(Emotion-Based Decision-Making)、感情への注意(Attending to Emotions)です。

感情知能をひとつの点数で測るのではなく、人への共感、自分の感情を見つめる習慣、決断で感情が占める重みを分けて見ることが目的です。とくに「頭で決める」ことと「共感が少ない」ことをひとまとめにせず、それぞれ別の尺度で測ります。

仕組み

37の文それぞれに、「まったくそう思わない」(1点)から「とてもそう思う」(5点)までの中から一つを選びます。IPIP原文の回答尺度は「非常に不正確」から「非常に正確」までの5段階で、ここでは mind.io のほかの検査と同じ5段階で表示しています。逆の向きに書かれた設問(例:「他人のことはあまり気にかけない。」)は、6から回答を引いた値で計算します。

尺度ごとのスコアは、設問の平均を0〜100に置き換えた値です(平均1なら0、3なら50、5なら100)。共感の温度は共感的関心と喜びへの共感の平均どうしの平均で、決め方は感情にもとづく決断のスコアです。四捨五入は50を中心に対称なので、回答を鏡のように反転させればスコアも正確に鏡のようになります。

共感的関心の尺度はもともと10項目ですが、犯罪者に関する2項目(「犯罪者は罰よりも援助を受けるべきだと思う」「犯罪者には同情しない」)は、日常の共感よりも刑事政策への考えを問う性格が強いため除きました。順方向と逆方向を1項目ずつ除いたので4対4のバランスは保たれ、残りの8項目はそのまま使っています。IPIPは項目に手を加えて使うことも認めています。

スコアの読み方

これらの尺度には公開された基準値(多くの人の平均やばらつき)がありません。そのため結果は、ほかの人と比べたパーセンタイルではなく、尺度の中間点を基準に読みます。50より高ければ共感の温度はあたたかい側、決め方は心の側で、50より低ければ距離をとる側、頭の側です。

二つの軸を組み合わせて4つのタイプで示します。あたたかな解決者(共感の温度が高め・頭)、心で共鳴する人(高め・心)、落ち着いた分析家(低め・頭)、自由な感性派(低め・心)です。どちらかの軸がちょうど50なら境界に立つバランス型となり、近いタイプもあわせて案内します。

感情を見つめる頻度は、感情への注意のスコアで決まります。この尺度は感情をどれだけ正確にわかっているかではなく、どれだけよく注意を向けているかを見ます。63点以上(平均の回答が3.5以上)は「よく」、37点以下(2.5以下)は「たまに」、その間は「ときどき」です。尺度ごとのバーに付く「高め・低め」も同じ基準です。

限界と注意点

自己報告式なので「こう見られたい自分」が混ざることがあり、その日の気分によってスコアが少し変わることもあります。共感の温度が高いからといって、相手の気持ちを正確に読み取れるという意味ではなく、この診断は共感する力を直接測る課題型の検査でもありません。

いくつかの設問は生活環境の影響を受けることがあります。ホームレスの人、貧しい人、失業している人についての共感的関心の設問は、個人の共感だけでなく、社会問題への態度や考えも反映することがあります。子どものプレゼントや誕生日パーティーについての喜びへの共感の設問は、ふだん子どもと過ごす機会があるかどうかで答えが変わることがあります。

Barchard(2001)の尺度は研究目的で作られたもので、翻訳版は mind.io が別途妥当性を検証したものではありません。診断や採用・評価に使う道具ではなく、自己理解のための参考です。

参考文献:Barchard, K. A. (2001), Emotional and social intelligence: Examining its place in the nomological network, ブリティッシュコロンビア大学博士論文;International Personality Item Pool(ipip.ori.org)。

よくある質問

共感・感情スタイル診断は何を測りますか?

人の気持ちにどれくらいあたたかく反応するか(共感の温度)、大事な決断を感情と論理のどちらに頼って下すか(決め方)、自分の感情をどれくらいよく見つめているか(感情を見つめる頻度)を見ます。37問で、約5分かかります。

設問はどこから取られていますか?

研究者が無料で使える公開項目集IPIP(International Personality Item Pool)に載っている、Barchard(2001)の感情知能に関連する4つの尺度から取っています。IPIPの項目はパブリックドメインなので、誰でも翻訳したり手を加えたりできます。英語の設問は原文のまま、韓国語・日本語・フランス語の設問は mind.io が翻訳しました。

MBTIでTが出た人は、共感のスコアも低く出ますか?

必ずしもそうではありません。この診断は決め方と共感を別々の尺度で測るので、頭で決めるほうでも共感の温度が高く出ることがあります。二つの傾向が平均的にはやや関連しているという研究もありますが、同じものではありません。また、ここで使う「感情にもとづく決断」の尺度はMBTIのT/Fと同じ尺度ではないため、この結果からMBTIのタイプはわかりません。

共感の温度が低いと、共感する力が足りないということですか?

いいえ。共感の温度は、人の境遇がどれくらい気にかかるか、人の喜びがどれくらい自分に伝わるかを自分で答えた結果です。相手の気持ちを正確に読み取る力や、実際の親切な行動を測っているわけではなく、感情の流れから一歩離れているスタイルを表していることもあります。

スコアがちょうど50だと、タイプはどう決まりますか?

どちらか一方のタイプに決めず、「境界に立つバランス型」として示します。50は尺度の中間点なので、共感の温度か決め方がちょうど50のときは、近いタイプもあわせて案内します。同点を一方に寄せてしまうと、結果が実際よりはっきりして見えるからです。

共感力とは何で、このテストはそのどこを測るのですか?

共感力はふつう二つに分けて考えます。相手の立場や考えを推し量る認知的共感と、相手の気持ちを一緒に感じて心を寄せる情動的共感です。このテストの共感の温度は情動的共感の側を自分で答えたスコアなので、相手の気持ちをどれだけ読み取れるかは示しません。決め方や感情を見つめる頻度のスコアとあわせて見ると、自分の共感のスタイルをより立体的に読めます。