不安セルフチェック(GAD-7)
この2週間、心配や緊張などの問題にどのくらい頻繁に悩まされたかを7つの質問に答えると、不安の症状の程度を0〜21点で表示します。GAD-7は医療や研究で広く使われるスクリーニングの道具で、診断ではありません。回答はサーバーに送られず、ブラウザにだけ保存されます。
約2分 · 7問 · 診断ではなくスクリーニング · 結果はブラウザ内にのみ保存
ひとりで抱えなくて大丈夫です
自分を傷つけたい気持ちになったときや、心がつらくてたまらないときは、下の窓口に相談できます。よりそいホットラインは24時間つながります。
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この2週間、次のような問題にどのくらい頻繁に悩まされていますか?
緊張感、不安感または神経過敏を感じる
GAD-7 不安セルフチェックについて
GAD-7とは?
GAD-7(Generalized Anxiety Disorder-7)は、心配や緊張などの不安の症状をみるための7つの質問からなる短い質問票です。PHQ-9と同じ研究チームが開発し(Spitzer ら, 2006)、過剰な心配、心配を止められないこと、緊張、落ち着かなさ、いらだち、恐れといった症状をたずねます。
全般不安症のスクリーニングのために作られましたが、パニック症や社交不安、心的外傷後ストレスなど、ほかの不安の問題のスクリーニングにも役立つと報告されています(Kroenke ら, 2007)。診断ではなく、スクリーニングの道具です。
答え方
この2週間をふり返り、それぞれの問題にどのくらい頻繁に悩まされたかを選んでください。長く考えるより、最初に浮かんだ答えのほうがたいてい正確です。正解やよい答えはありません。回答はサーバーに送られず、このブラウザにだけ保存されます。
点数の読み方
- 0–4不安症状はほとんどなし
- 5–9軽い不安症状
- 10–14中程度の不安症状
- 15–21重い不安症状
開発研究では、10点以上を目安にすると、全般不安症のある人の89%を見つけ、ない人の82%を正しく見分けました(Spitzer ら, 2006)。役に立つ目安ですが、点数だけで診断することはありません。
このチェックの限界
- 診断ではありません。不安症は、専門家が面談でさまざまな情報をあわせて見て判断します。
- この2週間だけを反映します。試験や転職、引っ越しなど緊張する出来事が重なった時期には、点数が一時的に高く出ることがあります。
- 甲状腺の働きの亢進、カフェイン、一部の薬など、体の原因でも動悸や落ち着かなさといった似た症状が出ることがあります。
- 点数が低くてもつらいなら、その気持ちのほうが大切です。点数にかかわらず助けを求めてかまいません。
PHQ-9とGAD-7は、Robert L. Spitzer、Janet B.W. Williams、Kurt Kroenke 博士らが Pfizer Inc. の教育助成金を得て開発したものです。複製・翻訳・掲示・配布に許可は必要ありません。
結果の読み方
仕組み
7つの質問それぞれで、この2週間にどのくらい悩まされたかを「全くない」(0点)、「数日」(1点)、「半分以上」(2点)、「ほとんど毎日」(3点)から選んで答えます。7問の合計は0〜21点で、0〜4点・5〜9点・10〜14点・15〜21点の4つの区分に分けて読みます。
スコアの読み方
総点は、この2週間に不安の症状がどのくらい頻繁にあったかを足し合わせた値です。高いほど症状が多かったことを意味しますが、その不安が試験や仕事、健康の心配、人間関係のどこから来ているのかまではわかりません。
10点は専門家の評価をすすめる目安として広く使われており、mind.io も10点以上なら専門家への相談をすすめます。10点未満でも、不安のせいで避けることが増えた、日常を回すのがつらいという場合は、助けを求めてみる価値があります。
点数が高いからといって、全般不安症だという意味ではありません。パニックや社交不安、心的外傷後ストレスなど、ほかの不安の問題でも点数は上がるため、どんな種類の不安なのかは専門家と一緒に見ていく必要があります。
不安とうつは一緒に表れることがよくあります。気分が沈んだり興味がわかなくなったりしているなら、PHQ-9 でその面も見ることができます。時間をおいて再チェックするときは、1〜2点より大きな流れを見てください。ある研究では、4点ほどの変化を意味のある変化とみなしています(Toussaint ら, 2020)。
結果を受け取ったら
0〜4点:いまは不安の症状がほとんどないということです。睡眠や休息、体を動かす時間など、緊張をほどく習慣を続け、緊張する出来事が重なる時期にまたチェックしてみてください。
5〜9点:軽い症状があります。2週間ほどしてからもう一度チェックし、変化を見守ってください。ゆっくり長く息を吐く、心配ごとを書き出す時間を決める、カフェインを減らす、定期的に運動するなど、小さなことから始めると役立ちます。症状が続いたり強くなったりしたら、専門家に相談してください。
10〜14点:専門家の評価を受けることをすすめる区分です。かかりつけ医、精神科・心療内科、保健所や精神保健福祉センターの相談窓口など、相談しやすいところに予約してみてください。不安はカウンセリングや治療で良くなることが多いものです。
15点以上:不安が生活にかなり大きく影響しているかもしれません。できるだけ早く専門家に会ってください。ひとりで予約するのがしんどいときは、身近な人に一緒にしてほしいと頼んでも大丈夫です。
限界と注意点
心配性であることと不安症は同じではありません。GAD-7 はこの2週間の頻度だけをたずねるため、心配が何か月も続いているか、何を避けるようになったかまではとらえられません。
強迫の症状や特定の対象への恐怖など、GAD-7 の質問ではあまり扱われない不安の問題もあります。点数が低くても、特定の場面で不安が強いなら、その経験を専門家に話してみてください。
助けを求めたほうがよいとき
不安が強すぎて自分を傷つけたい気持ちになるときは、点数にかかわらず、ひとりで抱えずにすぐ助けを求めてください。このページの上にある相談窓口にいつでも連絡でき、いますぐ危険な状況なら、そこに案内している緊急の番号に連絡してください。
胸の痛みや息苦しさが急に起きたときは、不安のせいだと決めつけず、すぐに受診するか緊急の番号に連絡してください。まず体の原因を確かめるのが安全です。
不安が2週間以上続いたり、だんだん強くなったりするとき、不安のせいで仕事・勉強・人間関係に支障が出たり避けることが増えたりしたとき、総点が10点以上のときは、専門家に相談してください。どこから始めればよいかわからないときは、かかりつけ医や保健所、精神保健福祉センターに連絡するところからでかまいません。
あわせて読みたいガイド
- 不安の症状:心配・体・パニックのサインと、どこから不安症か不安の症状をWHOの基準と研究から整理。止めにくい心配、動悸や筋肉の緊張など体のサイン、パニック発作とパニック症の違い、うつとの重なり、治療まで。
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- GAD-7の平均点:韓国とドイツの調査で見る不安のセルフチェックの点数分布韓国の2021年の国民健康栄養調査のサンプルではGAD-7が10点以上の人が4.5%、ドイツの代表サンプルの平均は2.18点でした。10点の意味と読み方をまとめました。
よくある質問
GAD-7セルフチェックはいつ受けるとよいですか?
心配がなかなか止まらない、いつも緊張しているという感じが2週間近く続いているとき、その程度を数字で整理するのに役立ちます。7問、約2分で終わり、無料です。
試験や発表の前に受けてもいいですか?
受けてもかまいませんが、大きな出来事の前は誰でも緊張が高まるので、その点を踏まえて読んでください。それが終わったあとにもう一度チェックすると、一時的な緊張か続いている不安かを見分けやすくなります。
恋愛や人間関係の不安もGAD-7でわかりますか?
GAD-7は特定の関係よりも、生活全体にわたる心配と緊張を尋ねます。返信が遅いと特に不安になるような関係の中の不安は愛着のパターンと関係していることがあるので、愛着スタイル診断や不安型愛着のガイドのほうが合った説明をくれるかもしれません。その不安が生活全体に広がっているなら、このチェックと相談が役に立ちます。
GAD-7の結果は保存されますか?共有できますか?
結果はこのブラウザの「マイ結果」にだけ残り、共有リンクは作れません。結果ページは Google Analytics にも何も送りません。相談の場で結果を見せたいときは、端末の画面を直接見せる方法をおすすめします。
点数は低いのに不安が続くときはどうすればいいですか?
GAD-7は主に日常的な心配と緊張を尋ねるため、特定の場面でだけ起こる恐れや急に襲ってくる症状は点数に表れにくいことがあります。点数に関係なく毎日がつらいなら、心療内科や相談窓口に話してみてください。