四柱推命ガイド
三災(サムジェ)の数え方と干支別の年表:入る年・とどまる年・抜ける年
自分の干支の三災はいつ?三合で三災を数える方法、入る年・とどまる年・抜ける年の意味、2039年までの年表と1・2月生まれの境目を整理しました。
三災(サムジェ)とは
三災(サムジェ)は、干支ごとに12年に一度、三つの災いが訪れる三年が巡ってくるという韓国の民間信仰です。三つの災いは水・火・風の災害、あるいは戦乱・病・飢えと説明されることもあります。新年になると「今年の三災の干支は何か」と尋ねるのは、韓国ではおなじみの光景です。
三災では十二支を三つずつ四つのグループに分け、グループごとに決まった三年を三災とします。そのため、どの干支でも12年のうち3年が三災で、残りの9年は三災ではありません。同じ年には必ず三つの干支が一緒に三災を迎えます。
2027年の丁未年には、いのしし年・うさぎ年・ひつじ年の人が三災の最後の年である「抜ける年」を迎えます。この記事では三災の干支を数える決まり、入る年・とどまる年・抜ける年の意味、2016〜2039年の干支別の年表、1・2月生まれの干支の境目、そして三災に振り回されない付き合い方を順にまとめました。はじめにお伝えすると、三災は統計や科学で確かめられた考え方ではなく、伝統文化の一部です。
三災の干支の数え方:三合のグループと冲で決まる
三災は、干支を三合のグループにまとめるところから始まります。三合は互いに息が合うとされる三つの地支の組で、申子辰(さる・ねずみ・りゅう)、亥卯未(いのしし・うさぎ・ひつじ)、寅午戌(とら・うま・いぬ)、巳酉丑(へび・とり・うし)の四つがあります。干支どうしの三合・六合・冲は干支の相性表でひと目で見られます。
グループごとの三災の三年はこう決まります。グループの最初の地支と真正面からぶつかる(冲)地支を探し、その地支から始まる一つの季節の三年が三災です。申子辰の最初の申は寅と冲なので寅卯辰の年、亥卯未の亥は巳と冲なので巳午未の年、寅午戌の寅は申と冲なので申酉戌の年、巳酉丑の巳は亥と冲なので亥子丑の年が三災です。
まとめると、さる・ねずみ・りゅう年の人はとら・うさぎ・りゅうの年に、いのしし・うさぎ・ひつじ年の人はへび・うま・ひつじの年に、とら・うま・いぬ年の人はさる・とり・いぬの年に、へび・とり・うし年の人はいのしし・ねずみ・うしの年に三災を迎えます。このサイトの2027年の運勢と干支別のページも、同じ決まりで三災を計算しています。
干支別の三災の年表(2016〜2039年)
亥卯未のグループ、いのしし年・うさぎ年・ひつじ年:2025年 乙巳(入る年)、2026年 丙午(とどまる年)、2027年 丁未(抜ける年)。次の三災は2037年 丁巳、2038年 戊午、2039年 己未です。
寅午戌のグループ、とら年・うま年・いぬ年:2028年 戊申(入る年)、2029年 己酉(とどまる年)、2030年 庚戌(抜ける年)。前回の三災は2016年 丙申、2017年 丁酉、2018年 戊戌でした。
巳酉丑のグループ、へび年・とり年・うし年:2031年 辛亥(入る年)、2032年 壬子(とどまる年)、2033年 癸丑(抜ける年)。前回の三災は2019年 己亥、2020年 庚子、2021年 辛丑でした。
申子辰のグループ、さる年・ねずみ年・りゅう年:2034年 甲寅(入る年)、2035年 乙卯(とどまる年)、2036年 丙辰(抜ける年)。前回の三災は2022年 壬寅、2023年 癸卯、2024年 甲辰でした。
表の年はどれも、その年の立春から翌年の立春の前日までを指します。干支はこのサイトの四柱推命の計算(立春基準の年柱)で確かめた値です。干支の名前を押すと、その干支の2027年の流れと次の三災の年をまとめたページに移動します。
入る年・とどまる年・抜ける年、どの年がいちばん重い?
三災の三年には順に名前がつきます。一年目は三災が入ってくる「入る年」、二年目は三災が居座る「とどまる年」、三年目は三災が出ていく「抜ける年」です。2027年のいのしし・うさぎ・ひつじ年の人は、2025年に入り2026年にとどまった三災が終わる「抜ける年」にあたります。
どの年をいちばん重くみるかは、資料によって違います。入る年こそ用心すべきだという読み方も、とどまる年がいちばん長く感じるという読み方も、抜ける年は締めくくりが大事だという読み方もあります。三災にかえって良いことが起きるという「福三災」という言葉があるほど、同じ三年でも解釈が分かれます。
基準が一つにまとまらないこと自体、三災を運命の宣告のように受け止める必要はないということでもあります。伝統が三災に添えてきた実際の助言は、おおむね「無理をせず、健康に気を配り、大きな決定はもう一度確かめる」に近いものです。三災でない年にも、誰にとっても役立つ習慣です。
1・2月生まれの干支は?立春基準と旧正月基準
三災は干支で決まるので、まず自分の干支を正確に知る必要があります。ところが1月や2月初めに生まれた人は、基準によって干支が変わることがあります。四柱推命と万年暦は新年を立春(毎年2月3〜5日ごろ)とし、韓国の日常では旧正月を基準に干支を数えることが多いです。このサイトは立春を基準に干支を計算します。
たとえば1991年1月20日生まれなら、暦の上では1991年生まれですが、立春前なので四柱推命では1990年の庚午年、うま年になります。ひつじ年ではなくうま年なので、2027年の抜ける年ではなく、2028年から始まる寅午戌グループの三災を見ることになります。誕生日が1月から2月初めの方は、無料の四柱推命で立春基準の干支をまず確かめてください。
2027年の抜ける年にあたる主な生まれ年は、立春基準で、いのしし年が1947・1959・1971・1983・1995・2007・2019年、うさぎ年が1951・1963・1975・1987・1999・2011・2023年、ひつじ年が1955・1967・1979・1991・2003・2015年です。これらの年の1月〜2月初め生まれは前の年の干支の場合があるので、もう一度確かめてください。
三災の年の始まりも同じです。立春基準でみると、2027年の抜ける年は2027年2月4日の立春から2028年の立春の前日までです。旧正月で干支を数える資料では、始まりと終わりが数日から数週間ずれることがあります。
三災に振り回されない付き合い方
三災は、統計や科学で確かめられた考え方ではありません。韓国だけでも、一年に同じ干支で生まれる人は数十万人にのぼり、その人たちが同じ三年の間にみな同じ出来事を経験するわけではありません。三災だから物事がこじれるというより、三災と聞いた後は良くない出来事が目につきやすく、記憶にも残りやすいのです。
三災を理由に、お守りやクッ(巫俗の儀式)、高額な祈祷を勧める人に出会うこともあります。こうした勧めはたいてい「今しないと大変なことになる」と急がせますが、断ったからといって不運が訪れることはありません。金額が大きいときや決断を急かされるときは、その場で返事をせず、一日ほど置いて家族や信頼できる人にまず相談してください。
三災が気になるなら、その三年を点検のきっかけにしてみましょう。健康診断の日を決める、契約書や保険を読み直す、無理な予定を減らすなど、実際に自分を守ることを一つずつしておくと、漠然とした不安がやることリストに変わります。運勢の心配が眠りを妨げたり、日常全体に広がったりするほど大きくなったときは、不安のセルフチェック(GAD-7)で今の状態を整理してみるのも一つの方法です。このチェックも診断ではありません。
命式全体の仕組みが気になる方は、四柱推命の見方で干支(年柱)が四つの柱のどこに置かれるかから見てみてください。干支は八文字のうちの一文字にすぎません。
よくある質問
Q. 自分の干支の次の三災はいつですか? A. 干支が属する三合のグループで決まります。立春基準で、とら・うま・いぬ年の人は2028〜2030年、へび・とり・うし年の人は2031〜2033年、さる・ねずみ・りゅう年の人は2034〜2036年、2027年に抜ける年を終えるいのしし・うさぎ・ひつじ年の人は2037〜2039年です。
Q. 三災は何年ごとに巡ってきますか? A. 12年ごとです。干支ごとに12年のうち続く3年が三災で、残りの9年は三災ではありません。そのため三災の3年が終わると9年空き、前回の三災が始まった年から12年後に次の三災が始まります(例:2025〜2027年の次は2037〜2039年)。
Q. 三災の間は結婚や引っ越しをしてはいけませんか? A. そうすべきだという根拠はありません。三災に大きなことを避けよという話は民間信仰の助言にすぎず、結婚・引っ越し・転職は二人の状況や準備、費用といった現実の条件で決めるのが適切です。
Q. 三災のお守りや儀式は必ず必要ですか? A. いいえ、しなくてもかまいません。お守りや儀式が三災を防ぐという根拠はありません。気持ちの支えとして小さな風習を楽しむのは個人の自由ですが、不安を理由に大金を求められたら断ってください。
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