MBTIの4つの指標
MBTIの4つの指標:E/I・S/N・T/F・J/Pはそれぞれ何を測る?
MBTIタイプの4文字は、4つの軸から一つずつ選んだ結果です。1文字目はエネルギーの向き、2文字目は情報の受け取り方、3文字目は決めるときの基準、4文字目は生活の組み立て方を表します。
文字はどちらか一方で出ますが、実際の好みは片方の端から反対の端まで続く線の上の一点に近いものです。下のカードから気になる指標を選んで、日常の場面、よくある誤解、反対の文字の人との付き合い方を読んでみてください。
4つの文字、4つの指標
エネルギーをどこから得る?
E / I外向 · 内向
人の中で充電されるか、一人の時間で充電されるか。おしゃべりの量や社交性を測る指標ではありません。
- E 外向
- 人や活動の中でエネルギーが満ちてくる側
- I 内向
- 一人で整理する時間を経てエネルギーが戻る側
情報をどう受け取る?
S / N感覚 · 直観
目の前の事実と経験を先に信じるか、その先のパターンや可能性に先に惹かれるかという好みです。
- S 感覚
- 実際に見て経験した具体的な事実をまず信じる側
- N 直観
- 事実どうしのつながりや、これからの可能性にまず惹かれる側
決めるとき何を先に見る?
T / F思考 · 感情
決めるときに原則と論理を先に天秤にのせるか、人や関係への影響を先にのせるかを見ます。
- T 思考
- 原則に合うか、筋が通っているかをまず確かめる側
- F 感情
- 決めたことが人の気持ちにどう届くかをまず気にかける側
生活をどう組み立てる?
J / P判断 · 知覚
決めておくと落ち着くか、開けておくと落ち着くか。「極J」「極P」という言葉が生まれた指標です。
- J 判断
- 前もって決めて区切りをつけると落ち着く側
- P 知覚
- 余地を残し、流れに合わせて動く側
4文字の組み合わせ表:16タイプはこうしてできる
4つの指標から1文字ずつ選ぶと、2×2×2×2で全部で16通りの組み合わせになります。下の表は、横に真ん中の2文字(S/N・T/F)、縦に前後の文字(E/I・J/P)を並べ、交わるマスにタイプを置いたものです。同じ列のタイプどうしは情報の扱い方と決め方が、同じ行のタイプどうしはエネルギーの向きと生活のリズムが似ています。
| ST: 感覚·思考 | SF: 感覚·感情 | NF: 直観·感情 | NT: 直観·思考 | |
|---|---|---|---|---|
| IJ: 内向·判断 | ISTJ | ISFJ | INFJ | INTJ |
| IP: 内向·知覚 | ISTP | ISFP | INFP | INTP |
| EP: 外向·知覚 | ESTP | ESFP | ENFP | ENTP |
| EJ: 外向·判断 | ESTJ | ESFJ | ENFJ | ENTJ |
MBTIの文字についてよくある誤解
誤解 Iは内気で人嫌い。
実際は Iが示すのは、エネルギーがどこで回復するかです。舞台で生き生きする内向型も、初対面で固まってしまう外向型もいます。
誤解 Tは冷たくて共感できない。
実際は T/Fは決めるときに何を先に天秤にのせるかを見る指標で、共感の深さは測りません。思考型の共感は、やさしい言葉よりも一緒に解決策を探す形で表れることもあります。共感の温度そのものが気になるなら、共感・感情スタイル診断で別に測れます。
誤解 NはSより頭がいい。
実際は S/Nは知能ではなく、注意がまず向かう先の違いです。現場の細部を漏れなく押さえる力は、感覚型によく見られます。
誤解 Jは勤勉でPは怠け者。
実際は J/Pは、早めに決めておくのと最後まで開けておくのと、どちらが楽かという好みです。J側の得点が誠実性と一部重なるという研究はあるものの、1文字で勤勉かどうかを言い切ることはできません。
誤解 4文字が同じなら性格も同じ。
実際は 同じタイプでも指標ごとの傾き方は違い、育った環境や経験も人それぞれです。4文字は自分を説明する出発点であって、決まった正解表ではありません。
MBTIの意味についてよくある質問
MBTIとはどういう意味ですか?
MBTIはMyers-Briggs Type Indicatorの略で、4つの好みの指標の組み合わせで性格タイプを分ける自己申告式の性格検査です。キャサリン・クック・ブリッグスとイザベル・ブリッグス・マイヤーズの母娘がカール・ユングの心理学的タイプ論をもとに作り、結果はENFPやISTJのような4文字で表されます。人の優劣を決めるものではなく、自分が楽に頼っているやり方を知るための道具です。
MBTIのアルファベット4文字はそれぞれ何の意味ですか?
E/Iはエネルギーが向かう先、S/Nは情報の受け取り方、T/Fは決めるときの基準、J/Pは毎日の組み立て方を表します。文字は英語名の頭文字で、EはExtraversion(外向)、IはIntroversion(内向)、SはSensing(感覚)、TはThinking(思考)、FはFeeling(感情)、JはJudging(判断)、PはPerceiving(知覚)です。直観だけはIntuitionの2文字目のNを使いますが、これは内向のIと重ならないようにするためです。
MBTIのEとIはどういう意味ですか?
EはExtraversion(外向)、IはIntroversion(内向)の略で、人や活動の中で充電されるか、一人の時間で充電されるかを分ける指標です。口数や人付き合いのうまさを測るものではないので、よく話す内向型も物静かな外向型もいます。日常の場面ごとの違いはE/Iの指標の解説にまとめています。
MBTIの結果が半々(50:50)のときはどう読めばいいですか?
半々に近いというのは、今回の回答でその指標の2文字のどちらにもはっきり傾かなかったという意味です。mind.ioの結果画面では、勝った側が54%を超えなかった指標に「ほぼ半々」の表示がつき、そうした指標が1〜2個なら、該当する文字だけを反転させた隣のタイプも一緒に表示します。現在の診断では、ちょうど50%のときはI・N・F・Pの側の文字で表示されます。2つのタイプの説明を見比べ、半々の文字が受け直しで変わりやすい理由はMBTIの結果が変わる理由で確かめてみてください。
MBTIの16タイプはどうやって決まりますか?
MBTIのタイプは、4つの指標で出た文字をE/I、S/N、T/F、J/Pの順につなげて決まります。各指標が2択なので組み合わせは16通りで、たとえば外でエネルギーを得て(E)、可能性に惹かれ(N)、人をまず気づかい(F)、余地を残す(P)人はENFPになります。
MBTI®はThe Myers-Briggs Companyの登録商標です。この解説とmind.ioの診断は公式MBTI®検査とは関係のない非公式の自己理解ツールで、心理診断ではありません。同じ文字でも表れ方は人によって異なります。