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関係ガイド

6つの恋愛スタイル:エロスからアガペまで、研究でわかったこと

6つの恋愛スタイル(エロス・ルダス・ストルゲ・プラグマ・マニア・アガペ)の意味、研究での測り方、満足度や愛着との関連、恋人と同じであるべきかを研究からまとめました。

6つの恋愛スタイルはどこから来たのか

6つの恋愛スタイルは、ジョン・アラン・リー(John Alan Lee)が1973年の本『Colours of Love』で提案した分類です。リーは小説やノンフィクションに描かれた恋愛から、互いに対照的な愛し方を典型として取り出し、恋をしている人が自分の経験を整理して語れるよう新しいインタビューの方法もつくり、取り出した型を検証し、修正しました。1977年の論文では、そうして整えた型のうちとくに重要な6つの特徴をまとめています(Lee, 1977)。

本のタイトルのとおり、リーは愛し方を色にたとえたため、この理論は「恋愛の色彩理論(Colours of Love theory)」と呼ばれます(Smith & Klases, 2016)。3つの一次スタイルであるエロス、ルダス、ストルゲが2つずつ組み合わさり、3つの二次スタイル、つまりマニア(エロス+ルダス)、プラグマ(ストルゲ+ルダス)、アガペ(エロス+ストルゲ)になるとリーは考えました。ただし二次スタイルは、2つのスタイルの中間というわけではありません。この理論を測定尺度にしたクライド・ヘンドリック(Clyde Hendrick)とスーザン・ヘンドリック(Susan Hendrick)は化合物にたとえて、マニアはエロスとルダスからできているものの、性質はどちらともまったく違うと説明しました。そして6つのスタイルはどれも同じように妥当な愛し方であり、愛には1種類ではなく多くの型があるとまとめています(Hendrick & Hendrick, 1986)。

もう一つ大切な点があります。リーは恋愛スタイルを固定した性格特性とは見ていませんでした。同じ人でも、ある関係ではこのスタイル、別の関係ではまったく違うスタイルに近いことがあり、同じ関係が時間とともに変わることもあるというのです(Smith & Klases, 2016)。ですから「わたしはエロス型」という言葉は、「いまのわたしの恋愛への態度はエロス寄り」と読むほうが理論に合っています。恋愛スタイル診断は、6つのうちいまの自分の態度がどれに近いかを見る気軽なセルフチェックで、この記事はその結果を読む前に知っておきたい研究をまとめたものです。

エロス・ルダス・ストルゲ・プラグマ・マニア・アガペの意味

まず3つの一次スタイルです。ここでの説明は、リーとその後の研究者が各スタイルをどう説明したかをまとめた2016年の論文にもとづいています(Smith & Klases, 2016)。かっこ内は、mind.ioの恋愛スタイル診断で使っている名前です。エロス(情熱型)は情熱的な恋に近い、とても感情的な経験です。相手に強く惹かれ、一気に深く恋に落ちる傾向があり、特定の外見のタイプにとくに惹かれることもあります。ルダス(遊び型)は恋を楽しむゲームのように扱うスタイルで、複数の人と同時に付き合うこともあり、依存やコミットメントが深まる気配を嫌がります。ストルゲ(友愛型)は仲間意識と信頼、尊重にもとづく愛です。相手を考え方や価値観の似た古い友人のように感じ、関係への献身は強いものの、感情が激しく燃え上がることはあまりありません。

次に3つの二次スタイルです。プラグマ(実利型)は恋愛を現実的に見るスタイルです。相手の背景などの条件を意識して考え、生涯のパートナーになれるよう、生い立ちや関心の似た人を探します。ヘンドリックらは「論理的な、買い物リストのような愛」と短く説明しています(Hendrick & Hendrick, 1986)。マニア(のめり込み型)は感情の強さがとても大きい愛です。愛されたいという思いが切実で、相手の本心をたびたび疑い、嫉妬や執着が強くなりやすい愛として描かれます。アガペ(献身型)はすべてを与える利他的な愛で、見返りを期待せずに相手を愛し、世話をすることを自分の責任のように感じます(Smith & Klases, 2016)。

一次・二次は理論のなかでのスタイル同士の関係を指すだけで、どちらが優れているという意味ではありません。研究用の尺度も6つのスタイルをそれぞれ別に測るので、ひとりの人がいくつものスタイルで同時に高く出ることがあります(Hendrick & Hendrick, 1986)。結果では1位だけでなく、6つの点数がどう混ざっているかもあわせて見てください。

研究ではどう測るのか、mind.ioの診断との違い

ヘンドリックらがリーの理論を尺度にし始めた1984年の研究では、米国マイアミ大学の学生約800人が、先行研究の道具を改変した54項目の質問紙に答えました。結果は理論を部分的にしか支持しませんでした。二次スタイルのマニア、プラグマ、アガペははっきり現れましたが、一次スタイルはほかのスタイルと混ざって出ることが多く、エロスの項目はほかのスタイルに散らばる傾向がありました(Hendrick ほか, 1984)。

これを受けて1986年に発表されたのが恋愛態度尺度(Love Attitudes Scale, LAS)です。各スタイル7項目、計42項目で、807人を対象にした最初の研究では因子分析で6つの尺度がはっきり分かれました。各尺度の内的信頼性が確認され、6つの尺度どうしの相関は低く、567人を対象にした2つめの研究でも同じ構造が再現されました(Hendrick & Hendrick, 1986)。1998年には、各スタイルの7項目からもっともよい4項目を選んで4項目版と3項目版をつくった短縮版(LAS-SF)が出ており、2,700人を超える参加者による3つの研究で、元の尺度よりもさらによい測定特性が示されました(Hendrick, Hendrick & Dicke, 1998)。この記事で紹介する研究の多くも、この尺度か短縮版を使っています。

6因子の構造は、国や年代が違っても比較的よく保たれています。アフリカ、アジア、南米、ヨーロッパの多くの国のデータに確認的因子分析を行った研究は、リーの示した構造が複数の文化に当てはまると結論づけ(Neto ほか, 2000)、大学生の年代と中年の参加者でも回答の構造はとてもよく似ていました(Butler ほか, 1995)。ただし、ほかの恋愛尺度もあわせて見ると、少し違う姿が見えてきます。よく使われる恋愛尺度どうしの相関を81の研究(103の標本、19,387人)から集めたメタ分析では、上位の因子として、一般的な愛、ロマンティックな執着、実用的な友愛の3つが現れました(Graham, 2011)。33の研究を集めた別のメタ分析は、リーの理論のストルゲ尺度が、ほかの理論の友愛型の愛の尺度とは違うものを測っている可能性を指摘しています(Masuda, 2003)。6つのスタイルは役に立つ枠組みですが、愛を分ける唯一の方法ではないということです。

mind.ioの恋愛スタイル診断は、これらの尺度とは違います。18の文(各スタイル3つ)はリーの説明をもとにmind.ioが独自に書いたもので、LASやその翻訳を写したり改変したりしたものではありません。各文に1点(まったくそう思わない)から5点(とてもそう思う)で答えると、スタイルごとに3つの回答の平均を0〜100点に換算して示し、3つの回答の合計が1変わるごとに点数は約8点動きます。信頼性と妥当性が検証された標準化尺度ではなく、ほかの人の平均と比べる基準もありません。項目が少ないので、1つか2つの回答で順位が入れ替わったり同点になったりしやすく、結果は自分をふり返る出発点として使ってください。

どのスタイルが関係の満足度と関連するのか

もっとも一貫した結果は、エロスとアガペが高い人ほど関係をよく評価し、ルダスが高い人ほどその逆になるというものです。大学生の異性カップル70組の研究では、エロスとアガペは関係の質の評価と正の、ルダスは負の関連を示しました(Davis & Latty-Mann, 1987)。未婚の交際中カップルを調べた2つの研究でも、エロスとアガペは親密さ、情熱、コミットメント、満足、そして対立を建設的に扱うやり方とともに見られ、ルダスは同じ変数と逆の方向でした(Levy & Davis, 1988)。186組を調べた研究(Morrow ほか, 1995)と92組を調べた研究(Vedes ほか, 2016)も同じ方向でした。92組の研究では、ふたりがストレスに一緒に対処するやり方がこの関連の一部を説明し、関連は男性より女性で強く見られました。

いくつもの理論の尺度をまとめたメタ分析も同様です。33の研究を集めた分析では、関係の満足度は情熱的な愛と高い相関を示しましたが、友愛的な愛との相関は研究ごとのばらつきが大きく、はっきりしませんでした(Masuda, 2003)。81の研究を集めた分析では、一般的な愛の因子が高いほど満足度が高く交際期間が長く、ロマンティックな執着の因子はその逆でした(Graham, 2011)。

残りの3つのスタイルは結果が分かれます。マニアは情熱と正の相関がありましたが、強い対立や不満とは関連せず、ストルゲとプラグマは予想された関連を示しませんでした(Levy & Davis, 1988)。70組の研究も、エロス、アガペ、ルダス、マニアについてはリーの理論を支持しましたが、ストルゲとプラグマについては支持しませんでした(Davis & Latty-Mann, 1987)。一方、大学生349人を調べた2025年の研究では、エロスとともにストルゲも関係の満足度と直接の正の関連を示し、マニアは弱い負の関連を示し、プラグマ以外のスタイルは直接、または親密さを通して満足度を予測しました(Ercan ほか, 2025)。日本の大学生343人の研究では、エロスは恋愛中のポジティブな感情と、プラグマとルダスはネガティブな感情と関連していました(Kanemasa ほか, 2004)。

これらの結果を読むときは、いくつかの点を覚えておいてください。どれも一時点で同時に測った相関なので、エロスが関係をよくするとは言えません。関係がうまくいっているからエロス寄りに答えた可能性もあります。参加者の多くは大学生や交際中のカップルで、結果は集団の平均的な傾向です。ルダスが高い人の恋愛がうまくいかなくなるとか、アガペが高ければ幸せになるという意味ではなく、どのスタイルがよりよい愛かを判定するものでもありません。

性別や文化によって違うのか

米国の大学生約800人を調べた1984年の研究では、54項目のうち29項目で男女の答えが違いました。男性はエロスとルダスが、女性はプラグマ、ストルゲ、マニアが高い傾向でした(Hendrick ほか, 1984)。1986年の研究をまとめた論文によると、その研究でも男性はルダスが、女性はストルゲ、プラグマ、マニアが高かった一方、エロスとアガペには男女差がありませんでした(Smith & Klases, 2016)。2つの研究で繰り返されたのは男性のルダス、女性のストルゲ・プラグマ・マニアで、エロスの差は一貫しませんでした。ただし、この要約を書いた研究チームが交際中の英国と香港の成人108人を調べた結果では、プラグマは女性が高かったものの、ストルゲとアガペはむしろ男性が高くなっていました(Smith & Klases, 2016)。

とはいえ、違いだけがあるわけではありません。米国で1988年、1992年、1993年に集めた1,090人のデータでも、女性は友情にもとづく愛、男性はゲームのような愛に寄っていましたが、変数どうしの相関のパターンは男女で似ていることが多くありました(Hendrick & Hendrick, 1995)。日本223人、ロシア401人、米国1,043人の若い人を比べた研究では、恋愛スタイルを含むさまざまな恋愛の変数で文化による違いが多く見られたものの、いつも予想どおりの方向ではなく、米国で見られた男女差や共通点の一部は日本やロシアの標本では再現されませんでした(Sprecher ほか, 1994)。

文化の影響はスタイルによって違いました。いくつもの大陸のデータを比べた研究では、強い個人的な感情にかかわるマニア、エロス、アガペはほとんど文化の影響を受けず、厳しい社会的なルールにかかわるプラグマ、ストルゲ、ルダスは文化の影響を受けるという仮説がよく支持されました(Neto ほか, 2000)。日本の大学生343人の研究も、おおむねリーの理論と6つのスタイルの概念的な妥当性を支持しています(Kanemasa ほか, 2004)。韓国では、看護学生510人を調べた研究で、高学年のほうが低学年よりエロスとプラグマの平均が高く、愛着スタイルによってエロスの点数が違っていました(Ju & Jun, 2013)。

ただしこれらの研究の多くは大学生の集団平均で、韓国の研究も一つの分野の学生に限られているため、韓国人全体の傾向とは読めません。性別や国籍から自分のスタイルを推測するより、自分の結果そのものを見るほうがよいでしょう。

愛着スタイルとはどうつながるのか

愛着スタイルは、相手が離れていくのではという心配(不安)と、近づくことへの居心地の悪さ(回避)を見るもので、恋愛スタイルは、愛とは何か、どうあるべきかについての考え方を見るものです。2つをあわせて分析した研究では、4つの因子が出ました。安定型と回避型が対立する因子にエロスも載り、アガペとルダスが両端になる因子が別にあり、マニアは不安・アンビバレント型と同じ因子にまとまり、プラグマはほぼ単独で1つの因子をつくりました。研究チームは暫定的な解釈として、どちらの理論もそれだけでは完全ではなく、2つを組み合わせることで関係をよりよく説明できると考えました(Levy & Davis, 1988)。

大学生374人を調べた研究でも、愛着スタイルはさまざまな形の愛と強く関連しており、この研究をまとめた論文によると、不安型の愛着はマニアと、回避型の愛着はルダスと関連していました(Feeney & Noller, 1990; Smith & Klases, 2016)。大学生302人の研究では、神経症傾向(感情が揺れやすい傾向)は恋愛スタイルと直接にはつながらず、不安型の愛着を通してだけ影響し、アガペを予測する性格特性はありませんでした(Heaven ほか, 2004)。

ただし、このつながりがいつも同じ形で出るわけではありません。交際中の英国の成人56人と香港の成人52人を調べた研究では、回避型の愛着は予想どおりルダスを予測しましたが、不安型の愛着は予想に反してアガペを高く、マニアを低く予測しました。研究チームは、不安が強い参加者が少なかったのかもしれないと述べつつ、それはあくまで推測だとしています(Smith & Klases, 2016)。マニアがそのまま不安型の愛着というわけではないので、関係のなかで繰り返す不安や距離の取り方が気になるなら、愛着スタイル診断を別に受けて、愛着スタイル別の恋愛傾向もあわせて読んでみてください。

恋愛スタイルは変わるのか、恋人と同じであるべきか

恋愛スタイルは恋愛の状況によって変わることがあります。大学生235人のうち、いま恋をしている125人は、そうでない110人よりエロスとアガペが高くルダスが低く、789人のより大きなデータでも同じ結果が出ました(Hendrick & Hendrick, 1988)。ただし同じ人を追いかけた研究ではなく、違う人どうしを一時点で比べた結果です。186組のカップル研究でも、交際の状態、年齢、交際期間が恋愛スタイルと関連しており、研究チームは恋愛への態度が時間や経験によって変わりうると考えました(Morrow ほか, 1995)。大学生の年代と中年を比べた研究では、マニアとアガペの点数が年齢と関連し、とくに女性でその傾向が見られました(Butler ほか, 1995)。

恋愛スタイルがどこから来るのかを調べた研究もあります。双子とその家族を調べた研究では、ほかの性格や態度の領域では遺伝が個人差の約50%を説明し、共有される家庭環境の影響は小さいのに対して、恋愛スタイルの個人差はほとんどすべて環境で説明され、ともに育った家庭環境の役割も大きいという結果でした(Waller & Shaver, 1994)。1つの研究ではありますが、恋愛スタイルが生まれつきというより経験や家庭環境から形づくられることを示唆する結果です。ただし、ひとりの人のスタイルが時間とともにどれだけ変わるかを示したものではありません。

恋人どうしはスタイルが似る傾向があります。70組の研究では、プラグマとマニアを除くすべてのスタイルでカップルが有意に似ており、エロス、アガペ、ルダスの点数の差は関係の質と関連していましたが、その現れ方は男女で違いました(Davis & Latty-Mann, 1987)。186組の研究でも、ルダスとマニアを除けばスタイルがそろう傾向がありましたが、関係の質をもっともよく予測したのは相手のスタイルではなく自分自身のスタイルでした。相手のスタイルも関連してはいたものの、その程度は弱く、ふたりの差は女性でだけ好ましくない結果と結びついていました(Morrow ほか, 1995)。

では、同じスタイルどうしなら幸せなのでしょうか。結婚または同居している146組を調べた研究では、ふたりの主なスタイルが同じかどうかは関係の満足度と関連しませんでした。この標本でもっとも多かったスタイルはストルゲとプラグマでした(Agus ほか, 2021)。結婚している87組の研究では、いくつかのスタイルが似ており、ふたりの差は夫と妻のどちらの満足度を見るかによって、マイナスにもプラスにもなりえました(Odilavadze ほか, 2019)。どのスタイルの組み合わせが合う、合わないという相性表を裏づける研究は、今回見つかりませんでした。結果は、それぞれが愛をどんな形で思い描いているかを話すために使い、研究で関係の質とより強く結びついていた自分の側の態度から見直してみてください。

6つの恋愛スタイルについてよくある質問

Q. 6つの恋愛スタイルのなかで、いちばんよいスタイルはある? A. ありません。尺度をつくった研究者も、6つのスタイルはどれも同じように妥当な愛し方だと考えていました(Hendrick & Hendrick, 1986)。エロスとアガペが高い満足度と、ルダスが低い満足度とともに見られた研究はありますが(Levy & Davis, 1988; Morrow ほか, 1995)、一時点の平均的な傾向なので、ひとりの恋愛を判定することはできません。

Q. 6つの恋愛スタイルとMBTIの恋愛スタイルは同じもの? A. いいえ。リーの恋愛スタイルは愛とは何か、どうあるべきかについての態度で、MBTIは性格の好みを16タイプに分ける枠組みです。この記事はリーの6つのスタイルだけを扱い、MBTIのタイプ別の恋愛傾向はMBTIタイプ別の恋愛スタイルで別にまとめています。

Q. 恋愛スタイル診断の結果は正確? A. mind.ioの診断は、リーの説明をもとに独自に書いた18問(各スタイル3問)からなる気軽なセルフチェックです。研究では42項目の恋愛態度尺度(Hendrick & Hendrick, 1986)やその短縮版(Hendrick, Hendrick & Dicke, 1998)が使われますが、mind.ioの診断はこれらを写したものではなく、信頼性と妥当性の検証も受けていません。1位だけでなく、6つの点数の形を見てください。

Q. マニアと出たら、執着が強い人ということ? A. そうとは言い切れません。マニアの点数は3つの文にどれくらい同意したかを示すだけで、執着を診断する尺度ではありません。研究の結果も分かれていて、マニアは情熱とともに見られたが不満とは関連しなかったという研究(Levy & Davis, 1988)と、満足度がやや低かった研究(Ercan ほか, 2025)があります。不安型の愛着と同じ因子にまとまった結果もあるので(Levy & Davis, 1988)、相手の気持ちをたびたび確かめたくなるなら、その気持ちを言葉で伝える方法を相手と一緒に探してみてください。ただ、嫉妬が恋人のスマホをチェックしたり、誰と会うかを制限したりする行動になるなら、点数に関係なく、それは愛ではなく束縛です。恋愛の嫉妬についてのガイドもあわせて読んでみてください。

Q. 恋人と恋愛スタイルが違うと合わない? A. そう考える根拠はありません。カップル研究では、関係の質は相手のスタイルより自分自身のスタイルと強く関連し(Morrow ほか, 1995)、主なスタイルが同じカップルのほうが満足しているわけでもありませんでした(Agus ほか, 2021)。スタイルの違いは、それぞれが思い描く愛の形を知る手がかりにしてください。

Q. 恋愛スタイルは変わる? A. 変わることがあります。リーは恋愛スタイルを固定した特性とは見ておらず(Smith & Klases, 2016)、いま恋をしている人はエロスとアガペが高くルダスが低い傾向がありました(Hendrick & Hendrick, 1988)。ただしこの研究は、同じ人を追いかけたものではなく、違う人どうしを一時点で比べたものです。新しい関係を始めたときや数か月後にもう一度受けて、比べてみてください。

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