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4つの愛着スタイル一覧:安定型・不安型・回避型・恐れ・回避型

愛着スタイルは、親しい関係で不安と回避がどう表れるかを示す今の傾向です。4タイプの一行まとめを比べ、ふたりの組み合わせが気になる場合は組み合わせ表も見てみてください。

愛着スタイルテストで自分のパターンを知る

4つの愛着スタイル

4つの愛着スタイルを分ける2つの軸

大人の愛着は、ふつう2つの軸で読みます。ひとつは関係への不安、つまり相手が離れたり気持ちが冷めたりしないかを心配する度合い。もうひとつは回避、つまり近づいたり頼ったりすることへの居心地の悪さです。両方が低いと安定型、不安だけが高いと不安型、回避だけが高いと回避型、両方が高いと恐れ・回避型に近いと考えます。この2軸のモデルは、大人の愛着の研究で広く使われてきた考え方です。

そのため4つのタイプは、きっちり区切られた箱というより、2つの点数が交わる地図の4つの区域に近いものです。境目の近くにいる人も多く、同じ人でも恋人・友人・家族など関係によって、また人生の時期によって位置が変わることがあります。一行まとめを比べるときは「距離ができたとき、自分は近づくほうか、離れるほうか」を思い浮かべると見分けやすくなります。2つの点数がどちらも中くらいなら、ひとつのタイプに決めつけるより、両方の傾向をあわせ持っていると読むほうが正確です。

4つの愛着スタイルの特徴を比較

愛着スタイルごとの中心にある欲求、ストレスを感じたときによくある反応、関係で助けになることを短く比べた表です。診断の基準ではなく傾向のまとめなので、同じスタイルでも人によって表れ方は異なります。

4つの愛着スタイルの特徴を比較
スタイル中心にある欲求ストレス時によくある反応関係で助けになること
安定型近さと自分の時間の両立違和感を比較的すぐ言葉にするお互いのペースの違いを認める余裕
不安型今も大切だという確かめ連絡が増え、返事を急かしがち予測できる連絡とはっきりした安心の言葉
回避型自分でやれるという自律感口数が減り、ひとりの時間を探す急かさない話し合いと戻ってくる約束
恐れ・回避型傷つかないという安全感近づいては急に引くことを繰り返すゆっくり積み重ねる信頼と一貫した態度
愛着スタイルの組み合わせ表(10通り) →4タイプが出会う10通りの関係パターンを4×4の表から選べます。

よくある質問

愛着スタイルの種類はいくつありますか?

大人の愛着スタイルは、ふつう安定型・不安型・回避型・恐れ・回避型の4つに分けます。関係への不安と回避という2つの点数がそれぞれ高いか低いかで区別します。子どもの愛着の研究にも4つの分類がありますが、大人のスタイルと一対一で同じではなく、大人向けの検査はいまの恋人や友人との関係での傾向をたずねる点が異なります。

愛着スタイルごとの特徴はどう見分けますか?

いちばん簡単な見分け方は、関係にすき間ができたときに自分が近づくのか、引くのか、その間を行き来するのかを見ることです。安定型は気になる点を言葉にし、不安型は確かめを求めて近づき、回避型はひとりで整理する時間を探し、恐れ・回避型は2つの動きを交互に見せる傾向があります。診断ではなく今の傾向なので、ひとつの場面で決めつけず、いくつかの関係でくり返される姿を見てみてください。

安定型でないと問題があるのですか?

いいえ。不安型・回避型・恐れ・回避型は、これまでの関係で自分の心を守るために身につけたやり方で、欠点ではありません。ただ、そのやり方が今の関係で自分を疲れさせているなら、反応のパターンに気づき、必要なことを言葉でお願いする練習が役に立つことがあります。

恐れ・回避型と回避型はどう違いますか?

どちらも近づくことに居心地の悪さを感じる点は同じですが、回避型はひとりでも平気だと感じて距離を取りやすく、恐れ・回避型は近づきたい気持ちと傷つくのが怖い気持ちが両方強いため、近づいては離れるを繰り返しやすいのが特徴です。違いは関係への不安の高さにあります。

愛着スタイルは子どもの頃に決まるのですか?

子どもの頃の経験が影響するのは確かですが、そのまま固定されるわけではありません。大人になってからの関係の経験、安定した人との出会い、自己理解と練習によって少しずつ変わっていくことがあります。

診断ではなく自己理解のための説明です。同じタイプでも人や状況によって表れ方は異なります。