本文へスキップ

愛の言語の組み合わせ

愛の言語「贈り物」×「スキンシップ」:違うときの伝え方

ひとりは手に取れる気持ちを、もうひとりは手から伝わるぬくもりを、愛だと感じる組み合わせです。

ひと目でわかるポイント

ふたりがいちばんうれしいと感じる表現を並べて読んでみました。恋人だけでなく、友人や家族との関係にも当てはめて読んでみてください。

お互いの言語に翻訳する

一方は気持ちのこもった物に、もう一方は身体の近さに愛を感じます。贈り物派にはハグがすぐ過ぎ去る表現に、スキンシップ派には贈り物が距離のある表現に感じられることがあります。贈り物を直接近くで手渡せば、ふたつの言語が出会います。離れているときは物が、近くにいるときはハグが、ふたりをつないでくれます。

試してみたいこと

  • 贈り物は配送より会って手渡し、ハグを添える(お互い心地よい範囲で)
  • 一緒に使うブランケットのように、近さを思い出せる物を選ぶ
  • 遠距離なら、手書きの文字やなじみの香りが残る物を送る

贈り物とスキンシップが出会うと

贈り物の人は、離れているあいだも宅配やサプライズの配達で気持ちを送れるので、会えない時間に強いタイプです。スキンシップの人は、直接会って手をつないだり抱きしめたりしてこそ心が満たされるので、離れている時間が長くなるほどさみしさがふくらみます。

そのため同じ遠距離の期間でも、片方は「毎週プレゼントを送った」と記憶し、もう片方は「何か月も抱きしめてもらっていない」と記憶することがあります。どちらの記憶も正しく、ただ数えているものが違うのです。

形に残る気持ちと、体で感じる近さ

贈り物の人には、気持ちをかたちに残してくれる瞬間が必要です。大きな物でなくても、一緒に行った映画の半券をとっておいてくれたり、手書きのメモを渡してくれたりするだけで十分です。スキンシップの人には、体で感じる近さが必要です。会ったときにうれしそうに抱きしめ、別れるときにもう一度手を握るという小さな習慣が、大きな安心につながります。ふたりとも、相手の表現を自分の物差しだけで測らないように気をつけましょう。

よくある悪循環:箱は届いたのに、ぬくもりは届かない

贈り物の人が忙しい週に心を込めて選んだプレゼントを送ったのに、スキンシップの人は「プレゼントより、ただ会いたい」と返します。贈った側は努力を軽く扱われたと感じ、受け取った側は本当にほしいものを伝えただけなのにさみしがられて戸惑います。会ったときにスキンシップの人がずっと寄り添おうとしても、贈り物の人はプレゼントへの反応が短かった記憶のせいで、心を開きにくくなることもあります。

贈り物にはぬくもりで応え、会う日を贈り物にする

スキンシップの人は、贈り物を受け取ったらぬくもりを思わせる言葉で返してみてください。「このブランケットにくるまると、抱きしめてもらってるみたい。ありがとう」というように。贈り物の意味を認めながら、自分の言語も一緒に伝えられます。

贈り物の人は、会うこと自体を贈り物のように準備してみましょう。「今週末はプレゼントの代わりに、一日じゅう手をつないで歩くデートはどう?」と提案すれば、相手の言語で贈ることになります。寄り添われるのがつらいときは「今は手をつなぐだけにしよう」と、できる範囲を伝えてください。

贈り物を送る祖父母と、抱きしめてほしい孫

誕生日プレゼントを欠かさない友人と、プレゼントより会ってぎゅっとハグしてくれる友人が、お互いの表現を違って受け取ることがあります。家族では、孫によく贈り物を送る祖父母と、贈り物よりひざにのって甘えたい孫の姿として表れることもあります。スキンシップは家族のあいだでも相手が望むときにだけうれしい表現なので、子どもにもまず聞いてあげてください。

贈り物に見返りが求められるとき

スキンシップを望んでいない場面で贈り物がその見返りのように使われたり、贈り物をもらったのだからスキンシップをしなければという圧力を感じたりする場合、向き合うべきテーマは表現の好みではなく、本人の同意です。離れて過ごす時間が長くふたりとも疲れているなら、これからの生活の計画を一緒に見直してみてください。さみしさがくり返され、話し合っても解けないなら、カップルカウンセリングを検討してみるのもよいでしょう。

「贈り物」と「スキンシップ」の組み合わせについてよくある質問

贈り物が愛の言語の人とスキンシップが愛の言語の人は相性がいいですか?

一緒にいるときと離れているときで強みが違うので、補い合える組み合わせです。ただ、相手の表現を自分の基準で評価すると、さみしさが生まれやすくなります。合わせ方は人によって違います。

遠距離恋愛で、スキンシップが愛の言語の人をどう満たせばいいですか?

直接の代わりにはなりにくいものの、相手を思い出させる手ざわりのある贈り物がなぐさめになる傾向があります。やわらかいブランケットやクッション、手書きの手紙などです。会う日を具体的に決めておくことも大きな力になります。

プレゼントより抱きしめてほしいと言われたら、さみしく思っていいですか?

さみしく感じるのは自然なことです。ただ、相手は望むことを正直に教えてくれたのだから、大切な情報をもらったと考えてみてください。贈り物とハグを一緒に渡す方法もあります。

スキンシップが苦手な人が、スキンシップが愛の言語の人と付き合ったら?

心地よい線を正直に伝えることがいちばん大切です。手をつなぐくらいなら大丈夫ならそこから分かち合い、望まない触れ合いは断ってかまいません。お互いの境界を尊重する会話が、かえって信頼を育てます。

診断ではなく自己理解のための説明です。うれしい表現は相手や時期によって変わることがあり、ふたりの相性を決めるものではありません。