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愛の言語の組み合わせ

愛の言語「言葉での承認」×「スキンシップ」:違うときの伝え方

ひとりは温かい言葉に、もうひとりは手をつないだり抱きしめたりするぬくもりに、愛を確かめる組み合わせです。

ひと目でわかるポイント

ふたりがいちばんうれしいと感じる表現を並べて読んでみました。恋人だけでなく、友人や家族との関係にも当てはめて読んでみてください。

お互いの言語に翻訳する

一方は言葉に、もう一方は身体の近さに安心を感じます。言葉派には無言のハグが物足りなく、スキンシップ派には離れた場所からのほめ言葉が遠く感じられることがあります。手をつないだり肩を寄せたりしながら気持ちを言葉にすると、ふたつの言語が重なります。触れ合いはいつもお互いが心地よい範囲で。どんな触れ合いが心地よいかは、まず言葉で聞いてみるとよいでしょう。

試してみたいこと

  • ハグしながら「会いたかった」と短い言葉も添える
  • 友だち同士なら、ハイタッチや肩をぽんとたたくなどお互い気楽な触れ方で
  • 触れられるのがしんどい日は、前もって伝えると約束しておく

言葉での承認とスキンシップが出会うと

スキンシップが愛の言語の人は、言葉より先に手を伸ばすタイプです。歩くときに腕を組んだり、つらい一日の終わりに黙って抱きしめたりして気持ちを伝えます。言葉が愛の言語の人はそのぬくもりが好きな一方で、気持ちが本当にそうなのかを言葉で確かめられたときに、より深く安心します。

ふたつの言語は同時に使いやすい部類です。抱きしめながら一言かければ、一度に両方が伝わるからです。すれ違いはおもに、けんかのあとや疲れた日など、片方の表現だけが残る場面で起こります。

安心させる言葉と、望まれる近さ

スキンシップの人には、体の距離で確かめるつながりが必要です。忙しい日の短いハグひとつが、長いメッセージより深く届くこともあります。言葉の人には、気持ちを確かめる一文が必要です。そしてふたりともに、スキンシップは相手が望むときにだけうれしい表現だという基本の約束が必要です。くたくたの日や神経がとがっている日には、体に触れられるより声をかけてもらうほうがほっとする場合もあります。ふたりの表現は組み合わせやすいので、少しの工夫で満たし合えます。

よくある悪循環:抱きしめて解決したい側と、話して解決したい側

けんかの直後、スキンシップの人は抱きしめて雰囲気をやわらげようと近づきます。言葉の人はまださみしかった理由を言えていないので、抱きしめられることが問題にふたをするように感じて、体を離します。近づいた側は拒まれたと傷つき、離れた側は話が終わっていないもどかしさを抱えたままになります。次のけんかではどちらも先に近づかなくなり、冷え込みが長引きやすくなります。どちらも仲直りしたい気持ちは同じなのに、その入り口が違うだけなのです。

仲直りの順番を決め、近づく前にたずねる

仲直りの順番を前もって決めておきましょう。言葉の人が「先に5分だけ話して、そのあと抱きしめて」と言えば、スキンシップの人はそれが拒絶ではなく順番なのだとわかります。

スキンシップの人は、近づく前に言葉で聞いてみてください。「今、抱きしめてもいい?」というひとつの質問が、言葉とぬくもりを一緒に届けることになります。断られても「わかった、あとでまた聞くね」と答えれば、ふたりとも傷つきにくくなります。

最初にハグする友人と、長い手紙を喜ぶ友人

会うと最初にハグする友人と、ハグより長い手紙を喜ぶ友人のあいだでも、同じ違いが見られます。家族では、幼いころはよく抱きしめていた親が、子どもが大きくなるにつれてどう愛情を表せばいいかわからず、ぎこちなくなることがよくあります。友人や家族どうしのスキンシップは文化や人によって心地よさが大きく違うので、肩をぽんとたたく程度など、お互いに楽な線を探してみてください。ハグがぎこちない間柄なら、「今日は来てくれて本当にありがとう」という言葉と軽い握手だけでも十分に伝わります。

スキンシップが圧力になるとき

望まないスキンシップを断ったときに相手が怒ったり、さみしさを圧力のようにぶつけてきたりするなら、それは愛の言語ではなく境界と同意の問題です。スキンシップへの望みの差が大きく、ふたりとも拒まれ続けていると感じているなら、カップルカウンセリングで責め合わずにお互いの期待を話す場を持つのもひとつの方法です。

「言葉での承認」と「スキンシップ」の組み合わせについてよくある質問

スキンシップが愛の言語の人と、言葉を大切にする人は相性がいいですか?

ふたつの言語を同時に伝えやすいので、調整しやすい組み合わせです。ただ、けんかのあとの仲直りの仕方が違ってすれ違いやすいので、順番を前もって決めておくとよいでしょう。心地よいやり方は人によって違います。

スキンシップが愛の言語だと、性的な表現を求めているということですか?

そうではありません。この言語でいうスキンシップには、手を重ねたり肩にそっともたれたりするくらいの、ささやかなぬくもりも含まれます。どんな触れ合いがうれしいかは人によって違うので、推測せずにお互いに聞いてみてください。

けんかのあとのハグを断ったら、傷つけてしまいますか?

相手は拒絶と感じるかもしれません。だから断る代わりに順番を伝えるのがおすすめです。「今は先に言葉で話したい、そのあと抱きしめて」と言えば、相手の気持ちを守りながら自分の必要も伝えられます。

スキンシップが苦手な人は、どう愛情を表せばいいですか?

言葉で気持ちを伝えるほうが楽ならそれを先に使い、スキンシップは小さなことから始めてみてください。手をつなぐくらいから、心地よい線を一緒に探していけば大丈夫です。無理に合わせる必要はなく、何が楽かを正直に伝えることが出発点です。

診断ではなく自己理解のための説明です。うれしい表現は相手や時期によって変わることがあり、ふたりの相性を決めるものではありません。