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VIA 強みプロフィール

審美眼

美しいものや見事なものに気づいて心を動かされ、気持ちを新たにします。

  • #超越性
VIA強みテストで自分の代表的な強みを見つける

VIAの24の強みのうち、「超越性」の徳目に属する強みです。より大きな意味とつながり、人生を豊かにする力。

こんなふうに表れます

  • ささやかな場面にも心を動かされ、集中力を取り戻すことができます。
  • 美しいものを感じとる力は、創造性や心の健やかさによい影響を与えることがあります。
  • 忙しいときほど、意識して「味わう時間」をとると助けになります。

強みの活かし方

  • 1日1回、30秒だけ、身の回りの美しいものに目を留めてみましょう。
  • よかった場面を写真やメモに残すと、感動が積み重なっていきます。
  • 感動を言葉にすると、前向きな気持ちがさらに大きくなります。

使いすぎたときの注意点

味わうことにとどまりすぎると現実の課題が後回しになるので、「短く、こまめに」がおすすめです。

今週ためすこと

今週は心に残った場面を3つ集め、よかった理由を一行ずつ書いてみましょう。

同じ徳目の強み · 超越性

  • 感謝
  • 希望
  • ユーモア
  • 精神性

美しさと卓越性に気づく強み:日常での姿

この強みは、自然や芸術の美しさだけでなく、誰かの見事な腕前や善い行いに深く心を動かされる力です。帰り道の夕焼けに思わず足を止める、職人の手さばきを映した動画を何度も見返す、見知らぬ人の親切な振る舞いに胸が熱くなる、といった姿に表れます。

人間関係では相手のよいところを細やかに見つけて伝えるので、ほめ言葉が具体的です。仕事では報告書のレイアウトやコードの美しさなど完成度にこだわり、勉強ではすぐれた講義やよく書かれた本から大きな刺激を受けます。

感動があふれるとき、乾いてしまうとき

ニーミックの枠組みで見ると、この強みが過剰になると、完璧なものしか認めない気難しさや、趣味の違う人をそれとなく見下す態度になりかねません。美しい仕上がりにこだわって締め切りを逃すこともあります。逆に使わなさすぎると、忙しい毎日に埋もれて身の回りのよいものに気づけず、日々が味気なくなります。

バランスの目安は「基準は高く、まなざしは寛大に」です。自分の作品では完成度を追いつつ、ほかの人の不慣れな試みにも美しい部分を探して伝える練習をしてみましょう。

美しさに気づく感覚を磨く方法

セリグマンら(2005)は、上位の強みを一つ選んで一週間、毎日なじみのない場面で使ってもらいました。元の論文は効果の大きさを「中程度以上」としましたが、自ら応募したオンラインの参加者で、その後の研究では比較のための活動と同じくらいの結果になることもありました。そのため、劇的な変化より暮らしの手ざわりが少し豊かになるかを観察するくらいがちょうどよいでしょう。

例:通勤中に「今日の美しい場面」を一枚写真に残す、同僚のすばらしい仕事を見つけたらどこがよかったか具体的に伝える、月に一度は展示や公演に出かける、好きな曲をほかのことをせず最後まで聴いてみる。

エントリーシート・面接でこの強みを語るには

「感受性が豊かです」より、完成度を高めた経験で示すほうが伝わります。自己PRなら「サークルの広報物を作る際、ほかの団体のすぐれた事例を20件分析してデザインの原則をまとめ、イベントの参加申し込みが前年より増えました」のように、卓越性を見抜く目が成果につながった場面を書きましょう。

面接では、尊敬する人や感銘を受けた仕事を問う質問でこの強みが自然に表れます。短所としては「仕上がりを追ううちに日程が苦しくなったことがあり、今は始める前に『十分よい』の基準を決めています」と話せます。

審美眼と相性のよい強み

創造性も高いと、心を動かされたものを自分なりの作品として生み出せます。感謝が加われば美しい瞬間をありがたさにつなげて長く心に残し、向学心と組めば感動した分野を深く掘り下げます。

忍耐力が低めなら、感動が行動に移らずに終わりがちかもしれません。感銘を受けた作品を一つまねて作ってみる、という小さな目標を立ててみてください。

VIA-ISで見たこの強みの位置と議論

VIAの創始者ピーターソンとセリグマン(2004)がまとめた分類で、この強みの正式名は「美と卓越性の鑑賞」で、超越性の美徳に入っています。ほかの人の善い行いを見て心が高揚する体験も、この強みに含まれます。

因子分析では、この強みが超越性より創造性や好奇心のような探究型の強みとまとまることもあり、どこに置くかについては見方が分かれています。VIA-ISの結果はVIA強み診断で確かめ、興味のタイプとあわせて進路を考えるならVIAとホランドの興味を一緒に見るガイドが役立ちます。

VIAの強み「審美眼」についてよくある質問

審美眼の強みは芸術家だけのものですか?

いいえ。自然や人の腕前、善い行いにまで幅広く感動する傾向なので、職業に関係なく表れます。何に感動するかは人によって違います。

この強みが高い人に向いている仕事は?

デザイン、建築、キュレーション、編集、品質管理のように、完成度を見抜く目が求められる仕事で生きやすいでしょう。ただし強みだけで職業は決められないので、興味もあわせて見てください。

この強みの順位が低いと、感受性がないのですか?

24の強みの中での相対的な順位なので、低いからといって感受性がないと決めつけることはできません。忙しい時期にはこの強みが使われにくくなる傾向もあります。

美しいものに触れると幸せになれますか?

自然や芸術で畏敬の念を感じる体験が気分を高めるという研究はありますが、効果の大きさには個人差があります。気軽に楽しめる習慣から始めてみてください。

審美眼とセンスのよさは同じですか?

重なりますが、少し違います。VIAの審美眼は流行に合ったセンスより、美しさや卓越性、人の善さに気づいて心を動かされる力を指します。

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診断ではなく自己理解のための説明です。同じタイプでも人や状況によって表れ方は異なります。