本文へスキップ

VIA 強みプロフィール

ユーモア

ユーモアで緊張をほぐし、人との間にちょうどいい空気をつくれます。

  • #超越性
VIA強みテストで自分の代表的な強みを見つける

VIAの24の強みのうち、「超越性」の徳目に属する強みです。より大きな意味とつながり、人生を豊かにする力。

こんなふうに表れます

  • 軽い冗談で、場の雰囲気を和らげることができます。
  • ユーモアは、人との親しみを深め、立ち直る力を支えることもあります。
  • 相手と状況に配慮した「思いやりのあるユーモア」が鍵です。

強みの活かし方

  • 緊張した場面では、「自分を軽く笑いにする冗談」が無難です。
  • 相手が笑っていなければ、すぐにやめて謝るか話題を切り替えましょう。
  • ユーモアは問題を覆い隠すためではなく、向き合いやすくするための道具です。

使いすぎたときの注意点

ユーモアで逃げてしまうと、大切な気持ちや問題が解決されないままになることがあります。

今週ためすこと

今週は一度、ストレスのかかる場面で、短い冗談を一つ言ってからすぐ本題に入ってみましょう。

同じ徳目の強み · 超越性

  • 審美眼
  • 感謝
  • 希望
  • 精神性

ユーモアが光る瞬間:チャット、会議、勉強会

ユーモアは、笑いを生み出して楽しみ、苦しい場面でも明るい面を見つける強みです。グループチャットが静まり返ったときに気の利いたひと言で空気を変えたり、旅先で道に迷っても「おかげで隠れた名店を見つけたね」と笑い飛ばしたりする姿に表れます。お笑いが得意である必要はなく、人の冗談によく笑うこともこの強みです。

職場では張りつめた会議をやわらげ、ミスをした同僚が気まずくならないよう場をほぐします。勉強では覚えにくい内容をおかしな連想で記憶したり、勉強会を楽しい雰囲気にしてみんなが長く続けられるよう助けたりします。

ユーモアが過ぎるとき、足りないとき

ニーミックは、同じ強みでも時と場所によって得にも損にもなると考えます。ユーモアを使いすぎると、まじめな話を冗談でかわしたり、誰かを笑いのネタにして傷つけたりします。逆に足りないと、何でも重く受け止めて自分も周りも疲れやすくなります。

確かめる問いは「この冗談で、ここにいる全員が一緒に笑えるか」です。相手がつらい話を打ち明けたときは、まず十分に聞き、雰囲気がほどけてから軽く笑いを添える順番を守ってみてください。

ユーモアを新しく使ってみる練習

上位の強みを毎日新しい方法で使ってもらう介入をセリグマンら(2005)が試したところ、幸福感の上昇が数か月続きました。その後、ユーモア研究者のプロイヤーらは「一日におかしかったことを三つ書く」といったユーモアの介入も同じような方法で検証しています。どちらも自ら参加した人が対象なので、効果は控えめに読むのがよいでしょう。

例:今日おかしかったことを三つと、なぜ笑えたかを書く、自分の失敗を友人に笑い話として話す、イライラする場面をコメディドラマの一場面だと想像する、好きなお笑いを誰かと一緒に見る。人を下げない笑いを選ぶのがポイントです。

エントリーシート・面接でユーモアを強みにするには

ユーモアそのものより、チームの雰囲気やコミュニケーションへの効果として書くとよいでしょう。自己PRなら「新人研修の資料が堅いという声が多かったため短い寸劇動画を加え、研修後のアンケートで満足度が上がりました」のように、笑いが仕事の成果につながった場面を示します。

面接で無理に冗談を言うのは危険です。代わりに、緊張した場面をどうほぐしたかを聞かれたら具体例を話しましょう。短所なら「まじめに向き合うべき場面を冗談で流したことがあり、今はまず相手の反応を確かめます」と答えられます。

ユーモアと一緒に使いたい強み

社会的知性も高いと、いつどんな冗談が通じるかを的確に読めます。親切心と組めば笑いで誰かを励ます力になり、創造性が加わると奇抜な発想で人を楽しませます。

思慮深さが低めだと、笑わせたい気持ちが先に立って一線を越えることがあります。冗談を言う前に一拍おいて、聞く人の顔を思い浮かべてみてください。

ユーモアの研究と、その位置づけをめぐる議論

ピーターソンとセリグマンは2004年の分類で、この強みを「ユーモアと遊び心」と名づけ、人生に意味やつながりをもたらす超越性の美徳に入れました。VIA-ISのデータを使った研究では、ユーモアは人生を楽しむ感覚と安定して関連していました。

ただ、ユーモアを超越性とみなすのが妥当かについては意見が分かれます。実際の因子分析では、対人関係や熱意に近い強みとまとまることが多いのです。VIA性格の強み診断で自分の順位を確かめましょう。仕事との相性を考えるなら興味検査と強み検査はどちらが役立つかが参考になります。

VIAの強み「ユーモア」についてよくある質問

ユーモアの強みがあるなら、面白い人でなければいけませんか?

いいえ。人の冗談によく笑い、つらい状況で明るい面を探すこともユーモアの強みです。ユーモアの使い方は人によって違います。

ユーモアの順位が低いと、つまらない人なのですか?

自分の中での順位にすぎないので、それだけでつまらない人ということにはなりません。ほかの強みがよく前に出ているだけです。

ユーモアは練習で伸ばせますか?

おかしかったことを記録したり日常を軽やかに眺めたりする練習で、ユーモアを使う回数は増やせます。伸び方には個人差があります。

職場でユーモアを使うときの注意点は?

見た目や性別、出身のように誰かを下げる話題は避け、相手に笑う余裕がある状況かを先に確かめましょう。同じ冗談でも受け取り方は人それぞれです。

笑いのツボが人と違うと感じるときは?

笑いのツボが違うのは自然なことです。相手が何を面白がるかを聞いてみると会話が広がり、自分の好きな笑いを紹介し合うきっかけにもなります。

VIA強みテストで自分の代表的な強みを見つける →

診断ではなく自己理解のための説明です。同じタイプでも人や状況によって表れ方は異なります。