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VIA 強みプロフィール

感謝

ありがたさによく気づくので、人間関係にも毎日の暮らしにも満足しやすくなります。

  • #超越性
VIA強みテストで自分の代表的な強みを見つける

VIAの24の強みのうち、「超越性」の徳目に属する強みです。より大きな意味とつながり、人生を豊かにする力。

こんなふうに表れます

  • ちょっとした助けや機会にも意味を見いだせます。
  • 感謝は関係を和らげ、お互いの協力を後押しします。
  • 感謝が「現実からの逃避」にならないよう、問題解決にも目を向けましょう。

強みの活かし方

  • 感謝していることを一つ、誰が、何を、なぜしてくれたのかまで具体的に書いてみましょう。
  • 感謝の言葉は短くても、心がこもっていれば十分です。
  • 感謝とあわせて、次に自分ができることも一つ書いてみましょう。

使いすぎたときの注意点

感謝を無理にひねり出したり人に求めたりすると、かえって負担になることがあるので、自然な気持ちにまかせましょう。

今週ためすこと

今週は感謝している人を一人選び、何がありがたかったのかを具体的に一文で送ってみましょう。

同じ徳目の強み · 超越性

  • 審美眼
  • 希望
  • ユーモア
  • 精神性

感謝の強みが人間関係・日常・仕事・勉強で働く姿

感謝は、自分が受け取ったよいものに気づき、それをくれた人や状況にありがたさを伝える強みです。配達の人にひと言お礼を言う、友人に勧められた本がよかったとわざわざ連絡する、寝る前にその日のよかった出来事を思い返す、といった姿に表れます。

当たり前と思われがちな気づかいを言葉にするので、周りの人は認めてもらえたと感じます。職場ではプロジェクトが終わったあとに手伝ってくれた人へ具体的なお礼を送り、次の協力をしやすくします。勉強では質問に答えてくれた先輩や友人のことをよく覚えています。

感謝が多すぎるとき、少なすぎるとき

ニーミックは、強みが状況に合わない使われ方を過剰使用と過少使用の両面から捉え、その間のちょうどよい点を黄金の中庸と呼びます。感謝を使いすぎると、小さな好意にも恐縮しすぎて相手に気を使わせたり、理不尽な扱いまで「それでも感謝しなきゃ」と受け流したりします。足りないと、助けを当然と受け取る印象を与え、関係が少しずつ遠のきます。

バランスのよい感謝は、よいことには十分にありがたく思いつつ、困ることは困ると言える余地を残しておくことです。感謝と正当な要望は両立できます。

感謝をもっと深める練習

セリグマンら(2005)はいくつかの練習を比べました。感謝したい相手に手紙を書いて直接読み上げる「感謝の訪問」は課題の直後に研究全体で最も大きな幸福感の上昇を示し、1か月後まで続きましたが、3か月後には消えていました。強みを新しく使う練習と「よかったこと三つ」を書く練習のほうが長く続きました。参加者がオンラインの応募者だった点は割り引いて考える必要があります。

例:まだお礼を伝えていない人に具体的な手紙を書く、よかったことを三つとその理由を書く、同僚の助けをチームのチャットで紹介する。毎日の義務にするより、間をあけて書くほうがよいかもしれません。週3回より週1回感謝できることを書いた大学生だけで幸福感が上がったという6週間の研究もあります(リュボミアスキーら、2005)。

感謝の気持ちを自己PRと面接でどう伝えるか

感謝は協働する力や関係づくりの力と結びつけて書くとよいでしょう。自己PRなら「インターン中に毎週教わったことを記録して担当者と共有し、その記録が次のインターン生の業務手引きになりました」のように、ありがたさを行動に移して組織に残した結果を示しましょう。

面接で「成長に影響を与えた人」を聞かれたら、感謝の強みが自然に伝わります。その人から何を学び、どう恩返ししたかまで話すと説得力が増します。人の貢献ばかり語って自分の役割が消えないよう注意してください。

感謝と組み合わせたい強み

親切心も高いと、受け取った思いをほかの人に手渡す循環が生まれます。希望が加われば、今あるものへのありがたさと未来への明るい見通しがそろい、愛情と組むと身近な関係を温かく育てる力になります。

誠実さが低めだと、お礼が形式的なあいさつに聞こえることがあります。「おかげで何がよくなったか」をひと言添えると、気持ちが伝わります。

感謝の強みに関する研究:根拠と限界

2004年のピーターソンとセリグマンによる分類で、感謝は超越性の美徳に属します。VIA-ISを使った研究では、人生の満足度と特に強く結びつく強みの一つとされ、同じ顔ぶれには希望や熱意のほか、愛情と好奇心も並びました。エモンズとマカローの「恵みを数える」研究もよく引用されます。

ただし多くは相関研究で、感謝が幸福を高めるのか、幸福な人が感謝しやすいのかという向きははっきりせず、感謝の介入の効果の大きさについても評価が分かれています。VIA強み診断で自分の位置を見たうえで、仕事選びに生かしたいときは興味と強み、二つの検査の違いを読んでみてください。

VIAの強み「感謝」についてよくある質問

感謝日記は毎日書かないと効果がありませんか?

そうとは限りません。週3回より週1回書いたグループでだけ幸福感が上がったという研究があり、頻繁すぎると惰性になりやすいようです。合う頻度は人それぞれです。

感謝の順位が低いと、恩知らずということですか?

いいえ。自分の強み同士を比べた順位なので、下位でも恩知らずだと決めつけることはできません。表し方が違うだけかもしれません。

つらいときでも感謝しなければいけませんか?

無理に感謝する必要はありません。つらい気持ちはそのまま認め、余裕ができたときに少しでも助けになったことを思い出すくらいで十分です。

感謝の強みはどんな仕事で生きますか?

顧客対応、教育、ケア、コミュニティ運営のように、人との関係が大切な仕事で生きることが多いでしょう。とはいえ、強み一つだけで向いている仕事を予測することはできません。

「ありがとう」を言うのが照れくさいときは?

口に出しにくければ、短いメッセージやメモでも十分です。何がうれしかったかを具体的に書くと、照れずに気持ちを伝えやすくなります。

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診断ではなく自己理解のための説明です。同じタイプでも人や状況によって表れ方は異なります。