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VIA 強みプロフィール

愛情

人とのつながりを大切にし、心の通い合う関係を育てようとします。

  • #人間性
VIA強みテストで自分の代表的な強みを見つける

VIAの24の強みのうち、「人間性」の徳目に属する強みです。人を大切にし、つながりを深める力。

こんなふうに表れます

  • 相手の気持ちに目を配り、時間をかけてつながりを保ちます。
  • 安心できる関係があると、落ち込んでも立ち直りやすく、成長もしやすくなります。
  • 親密さを保ちながら、自分の境界線を守る練習が役に立ちます。

強みの活かし方

  • 親しい人に、ありがたかったことを一つ、具体的に伝えてみましょう。
  • 短くてもいいので、こまめに連絡をとる習慣をつくってみましょう。
  • すれ違いが起きたら、避けずに少しずつ話をしてみましょう。

使いすぎたときの注意点

関係に入れ込みすぎると、自分を後回しにしたり、責任を抱え込みすぎたりすることがあります。

今週ためすこと

今週は大切な人を一人選び、15分のおしゃべりか散歩の約束をしてみましょう。

同じ徳目の強み · 人間性

  • 親切心
  • 社会的知性

愛情という強みは、恋愛だけでなく身近な関係すべての力

VIAの愛情(Love)は恋愛感情を指す言葉ではありません。身近な人と互いに大切にし合い、その思いをやりとりする関係を大事にする力です。ポイントは「互いに」という部分で、世話を焼くことと同じくらい、助けや好意を素直に受け取ることもこの強みに含まれます。

日常では、古い友人の誕生日を覚えている、忙しい週でも家族やルームメイトと一緒に夕食をとる時間を空ける、といった姿に表れます。職場では同僚と深い信頼を築いてチームの安心感をつくり、勉強会でも人と人とのつながりが学びを続ける原動力になります。

愛情という強みの使いすぎと使わなさすぎ

ニーミック(Niemiec, 2019)は、強みを状況に合わせて調整して使う点を黄金の中庸と呼びました。この強みが行き過ぎると、関係にすべてのエネルギーを注いで自分の予定や必要を後回しにしたり、知り合ったばかりの人に早く心を開きすぎて寂しい思いをしたりします。相手の感情を自分の責任のように抱え込むのも、使いすぎに近い状態です。

控えすぎると、傷つくのを恐れて距離を置き、助けを求めることが難しくなります。ひとりの時間が心地よいのとは別の話です。本当は近づきたいのに自分から扉を閉めているなら、使わなさすぎかもしれません。

身近な関係で愛情を新しく表現する

セリグマンら(Seligman et al., 2005)の試験では、上位の強みを1週間毎日いつもと違う形で使うと、その後の幸福感が高まりました。興味深い結果ですが、後の研究で効果がいつも再現されたわけではないので、小さな試みとして受け止めてください。

ふだん使わない表現を選んでみましょう。言葉で感謝を伝えるのが得意な人は手書きのカードを、世話をするのに慣れている人は逆に一度助けを頼んでみるのです。スマホを置いて20分間相手の話だけを聞く時間も良い練習です。相手が何を喜ぶかは愛の言語診断で一緒に探ることもできます。

エントリーシート・面接で関係を大切にする強みを語る

面接で「愛情が私の強みです」と言うと少し不自然に聞こえるかもしれません。仕事の言葉に置き換えて「信頼関係を深く築く力」と表現してみましょう。エントリーシートの例:「1年間同じ取引先を担当し、定期的な連絡で関係を育て、契約更新率の向上に貢献しました。」

対立の経験を聞かれたら、関係を守るためにどんな話し合いをしたかを伝えます。誰とでも仲良くできる印象だけでなく、必要なときに線を引いた経験も添えると、釣り合いの取れた人に見えます。

愛情と一緒に使いたい強み

親切心が初対面の人にも向かう温かさなら、愛情は長く続く関係の深さに近いものです。両方あれば広くて深いつながりが生まれます。社会的知性は相手の気持ちを読む助けになり、寛容さはけんかのあとに関係を修復させてくれます。

進路では、相談、ケア、教育など、関係そのものが仕事の中心にある分野とつながります。社会型の興味と重ねると方向がはっきりするでしょう。

愛情の強みに関する研究と注意点

ピーターソンらが2004年にまとめた分類では、この強みは「人間性」の徳に入り、パークら(2004)の研究では人生の満足度と関係の深い強みのひとつに挙げられました。良い関係が幸福と結びつくというほかの研究とも同じ方向です。

とはいえVIA-ISは自分で答える質問紙で、関係の実際の質を直接測るものではありません。6つの徳の構造も因子分析で結果が分かれ、議論されています。結果はVIAとRIASECの読み合わせのように、別の見方と組み合わせてください。

VIAの強み「愛情」についてよくある質問

VIAの強み「愛情」は恋愛上手という意味ですか?

いいえ。友人、家族、同僚など身近な人と互いに大切にし合う関係を重んじ、思いをやりとりする力です。どの関係でこの強みが表れるかは人によって違います。

愛情が強みの人に向いている仕事は?

カウンセリング、看護、教育、顧客対応など、深い信頼関係が大切な仕事で活かしやすいでしょう。信頼を築く仕事は多くの職種にまたがるので、職業興味検査の結果で分野を絞ってみてください。

愛情と親切心はどう違いますか?

親切心は初めて会う人にも向ける温かさで、愛情は長く知る人と好意や信頼をやりとりすることに重みがあります。どちらが目立つかは人それぞれです。

愛情が下位だと、冷たい人なのでしょうか?

そうとは決めつけられません。思いやりを控えめに表す人はVIA強み診断で低めに出る傾向もあり、順位は自分の中での並びにすぎません。

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診断ではなく自己理解のための説明です。同じタイプでも人や状況によって表れ方は異なります。